2010年1月31日日曜日

ユンボが見た陶蛍庵(とうけいあん)みとら窯物語

森のような庭造り

囲炉裏小屋ができると 
大きなケヤキや紅葉、 梅、つつじ、
目薬の木、柘植など どんどん植えた
60種類くらいの 木を植えた
特に ケヤキは40本くらい植えた
枝がうっそうと茂った 
森のようにするつもりらしい

陶蛍庵(とうけいあん)と命名

一段落すると 寝泊りするための
母屋を を作り出した
建坪は20坪で 一部2階建てだった
中には10坪の 作業部屋が作られ 
陶芸用のガス窯が 設置された
どうも陶芸を始める気らしい

造成工事を始めた頃 
夜遅くなったことがあった
無数の蛍が 乱舞していた 
感動のあまり しばし見とれていた
それを思い出した ご主人様は
この地を 陶蛍庵(とうけいあん) と名づけ 銘石を設置した

初めてのガス釜

小板橋昌弘さんがやってきた 
陶芸をしている人らしい
ここで 陶芸教室をさせてほしいと 
お願いし  生徒を連れてやってきた

ご主人様は わけも分からず 粘土を練り
独学で 陶器を作り始めた
湯のみ茶碗や皿、花瓶などを作った
一応 見た目は 陶器の形をしていた

初めてガス窯 に火をいれ 焼き上げた
かといって ガス窯の知識はなかった
小板橋昌弘さんの知り合いが 
教えていった

子供でもできると笑われた

火で焼き締めたので 形は陶器になっていたが
すわりの悪い湯のみ茶碗や ゆがんだ皿
花瓶は細工をした部分が 砕けていた
中には そこそこの作品もあったが
作品を見た 友達は 
子供でもできるといって 皆 笑っていた

後で聞いた話だが 
素人が陶芸を始めたのだから
まず 粘土の性質や 
釉薬の仕上がりなど 実際に焼いて 
確かめていたのだそうだ

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