2010年1月31日日曜日

ユンボが見た陶蛍庵(とうけいあん)みとら窯物語

作品保管用のログハウスを建てた 

土にも慣れたのか 
作品作りが楽しくなったようだ
一人 夜遅くまで 
作陶に熱中した日も
たびたびあった 
作品の数も増えてきた
そこで 
作品の保管場所を 作ることになった
3坪ほどのものだったが 
ログハウスを 建てることになった
丸太を運んで 吊るして 支えて 
組み立て 完成した
ご主人様は 私を自在にあやつる 
腕前になっていた

のぼり窯の材料が運び込まれた

草津に 
登り窯をやめた人がいる と聞くや 
飛んでいって 買ってきた
耐熱煉瓦が 山のように運ばれてきた
いつお呼びがかかるのか 心配したが
しばらくは 登り窯は 
作りそうもないので 安心した

本格的なギャラリーハウス

平成12年になると 
本格的なギャラリーハウスを
作ることになった
15坪ほどの ログハウスだった
その内 9坪がギャラリーハウスとして
用意された
陶芸を始めた頃からの 
思い出の作品や
気に入った作品を収納し 展示した

ご主人様が 陶芸をしていることを
知った人が 訪ねてくるようになった
鍵を持って ギャラリーハウスへ 案内し
作品を 見せた

登り窯の建設

平成13年になると 
いよいよ 登り窯の建設が始まった
耐火レンガの積み上げは 本職に依頼し
一個一個積みあげた
約2ヶ月かかったが 仕上がった
しかし 露天だったので 雨が降ると 
土間がぐしゃぐしゃになった
とても登り窯を焚く状態ではなかった
それにもまして 
窯が痛むのが気になった
薪となる赤松も 
保管する場所がなかった

生徒専用の教室を作った

この頃には 陶芸を学ぶ人が5人いた
ご主人様と同じ作業小屋で
作業をしていたので 手狭になっていた
登り窯を守るため 雨が降っても
作業ができるようにと 
屋根を架けることになった
またもや 古い電柱を柱に 
小屋架けが始まった
建坪は45坪あった
一部2階建てにして 約12坪の 
生徒専用の 教室 を作った

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