2010年3月3日水曜日

ユンボが見た 陶螢庵みとら窯物語 Ⅱ

釉薬室の建設

一挙に会員が 増えたことで
教室が狭くなってきた
毎週水曜日に 会員が集まってくる
曜日をずらすなど 
今後 検討することになった
そんななか 窯元に 
何か考えがあるのか
釉薬室を作ることになった
古い電柱で 根太を組み
床を作った

当然 電柱運びは 私の仕事だったが
今回は短いので 人力で運んだ
2間3間6坪の 釉薬室だ
2月21日には ほぼ完成した
棚がつけられ 塗装され 電気が入り
28日には 釉薬が運び込まれた

登り窯を覆っている屋根が
雨漏りしていた
窯焚きのとき 雨が降ると 
一斗缶を並べて 雨漏りをしのいでいた
そこでトタンをはいで
明り取りに 改良することになった
12枚のナマコが はられた
昼間でも投光機をつけるほど
薄暗かった土間が 嘘のように
明るくなった
雨漏りもしなくなった

会員の作品が素焼きへ

新会員が入会してから 
40日が経とうとしていた
成長は目覚しく 
作品もいくつか作られた
皿や花瓶など それなりの形に
なってきた
最初の頃作ったものは 乾燥したので
3月7日に 素焼きが 
行われることになった
自分の作品が 無事に仕上がるのか
期待と不安で 一杯だろうが
焼き上がりが 楽しみだ

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